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英語の使い分け

meaning・significance・sense の違い ―「意味」の英語表現を使い分けよう

日本語の「意味」は、とても幅広く使われる言葉です。

「この単語の意味は?」「この出来事には大きな意味がある」「その意味では正しい」など、同じ「意味」でも、実際に表している内容は少しずつ違います。

英語では、代表的な単語として meaning、significance、sense があります。

今回は、この3語の違いを例文とともに整理してみましょう。

まずは3語の違いをざっくり確認

単語 中心となる意味 イメージ
meaning 言葉や行動が表す意味 もっとも一般的な「意味」
significance 重要性、意味合い なぜ重要なのか
sense 文脈上の意味、解釈 どの意味で使っているか

まずは、次のように覚えておくとわかりやすいでしょう。

meaning = そのものが表す「意味」
significance = そこにある「重要な意味・意味合い」
sense = 文脈の中での「意味・解釈」

meaning ― もっとも一般的な「意味」

meaning は、日本語の「意味」にもっとも近く、幅広く使える単語です。

単語・文章・記号・行動などが「何を表しているのか」を説明するときに使います。

What is the meaning of this word?

訳:この単語の意味は何ですか。

単語が何を表しているのかを尋ねているので、一般的な meaning が自然です。

I don’t understand the meaning of this sentence.

訳:私はこの文の意味がわかりません。

文章が伝えている内容そのものを指しています。

His smile had a special meaning for me.

訳:彼の笑顔は私にとって特別な意味がありました。

meaning は言葉だけでなく、行動や出来事が持つ意味にも使えます。

mean と meaning の関係

meaning は、動詞 mean と関係する名詞です。

What does this word mean?

訳:この単語はどういう意味ですか。

こちらは mean を動詞として使った表現です。What is the meaning of this word? とほぼ同じ内容を、より会話的に尋ねることができます。

日常会話では、単語の意味を尋ねるときに What does ~ mean? が非常によく使われます。

significance ―「重要性」まで含んだ意味

significance は、単に「何を表しているか」ではなく、その出来事や事実がどれほど重要なのか、どのような意味を持つのかに注目する言葉です。

日本語では「意味」のほかに、「重要性」「意義」「意味合い」などと訳されることがあります。

We didn’t realize the significance of the discovery at first.

訳:私たちは最初、その発見の重要な意味に気づきませんでした。

発見が何を意味するかだけでなく、どれほど重要なのかまで含んでいるので significance が使われています。

This event has great historical significance.

訳:この出来事には大きな歴史的意義があります。

historical significance で「歴史的重要性・歴史的意義」という意味になります。

Do you understand the significance of his decision?

訳:彼の決断が持つ重要な意味を理解していますか。

決断の内容そのものではなく、それが今後どのような影響や重要性を持つのかに注目しています。

meaning と significance はどう違う?

meaning と significance は、日本語ではどちらも「意味」と訳せるので、違いを整理しておきましょう。

I know the meaning of the word.

訳:私はその単語の意味を知っています。

単語が何を表しているのかという、基本的な意味なので meaning を使います。

I understand the significance of his words.

訳:私は彼の言葉が持つ重要な意味を理解しています。

言葉の字面の意味ではなく、その言葉が持つ重要性や背景まで理解しているという意味です。

つまり、

meaning → 何を表しているのか
significance → それがなぜ重要なのか

という違いがあります。

sense ― 文脈によって決まる「意味・解釈」

sense にも「意味」という意味があります。

ただし、meaning よりも「ある文脈ではどのような意味で使われているか」「どのように解釈するか」という感覚が強い単語です。

The word has several different senses.

訳:その単語にはいくつか異なる意味があります。

一つの単語が文脈によって複数の意味を持つ場合、その一つ一つの意味を sense と呼ぶことがあります。

In this sense, the two ideas are similar.

訳:この意味では、その二つの考え方は似ています。

in this sense は「この意味では」「この点では」という便利な表現です。

What do you mean by “free” in this sense?

訳:ここでいう「free」は、どのような意味で使っていますか。

単語が特定の文脈の中でどの意味を表しているのかに注目しています。

make sense も覚えておこう

sense を使った非常に重要な表現が make sense です。

This explanation makes sense.

訳:この説明は筋が通っています。

make sense は「意味をなす」「筋が通る」「理解できる」という意味です。

That doesn’t make sense.

訳:それでは意味が通りません。

日常会話でも非常によく使われる表現です。単に「意味」という名詞として覚えるだけでなく、まとまりで覚えておくと便利です。

meaning と sense はどう違う?

meaning と sense もよく似ていますが、使い方には違いがあります。

meaning は「その言葉が何を意味するか」を広く表せます。

一方、sense は、複数ある意味のうちの一つや、特定の文脈での意味を表すときによく使われます。

What is the meaning of “bank”?

訳:「bank」の意味は何ですか。

単語の意味を一般的に尋ねているので meaning が自然です。

“Bank” is used here in the sense of a financial institution.

訳:ここでは「bank」は金融機関という意味で使われています。

複数ある意味の中から、この文脈ではどの意味なのかを示しているので sense が使われています。

つまり、

meaning → 意味そのもの
sense → 文脈の中での特定の意味

と考えるとわかりやすくなります。

「この言葉には深い意味がある」はどれを使う?

日本語の「意味」は、文脈によって英語を選ぶ必要があります。

たとえば、単に言葉が何を表しているのかなら meaning が自然です。

This word has a different meaning in English.

訳:この単語は英語では違う意味を持っています。

単語そのものの意味について述べています。

一方、「その出来事には大きな意味がある」のように、重要性や意義まで含めるなら significance が適しています。

The meeting had great significance for both countries.

訳:その会談は両国にとって大きな意味を持っていました。

単なる内容ではなく、その会談が持つ重要性や意義を表しています。

そして、「この意味では」のように、ある見方や解釈を示す場合は sense が自然です。

In that sense, I agree with you.

訳:その意味では、私はあなたに賛成です。

ある特定の観点や解釈に限定しているので sense が使われています。

3語の使い分けをもう一度整理

こんなとき 使う単語 例
単語の意味 meaning the meaning of a word
文章の意味 meaning the meaning of a sentence
重要な意味・意義 significance historical significance
出来事の重要性 significance the significance of the event
文脈上の意味 sense in this sense
複数ある意味の一つ sense a different sense of the word

ミニクイズ

次の(   )に入るもっとも自然な単語を、meaning・significance・sense から選んでみましょう。

Q1. Do you know the of this word?

訳:この単語の意味を知っていますか。

解説:単語が何を表しているのかという一般的な「意味」なので meaning が自然です。

Q2. Few people understood the of the discovery.

訳:その発見の重要な意味を理解していた人はほとんどいませんでした。

解説:発見が持つ重要性や意義について述べているので significance を使います。

Q3. In this , the two words are similar.

訳:この意味では、その二つの単語は似ています。

解説:特定の観点や解釈での「意味」を表す in this sense という表現なので sense が適しています。

Q4. His message had a special for me.

訳:彼のメッセージは私にとって特別な意味がありました。

解説:メッセージが自分にとって何を表すのかという一般的な意味なので meaning が自然です。

Q5. This event has great historical .

訳:この出来事には大きな歴史的意義があります。

解説:歴史の中でどれほど重要なのかを表しているので significance が適しています。

Q6. The word is used here in a different .

訳:その単語はここでは別の意味で使われています。

解説:複数ある意味のうち、この文脈で使われている特定の意味を表すので sense を使います。

まとめ

「意味」を表す meaning・significance・sense は、それぞれ注目しているところが違います。

  • meaning = 言葉・文章・行動などが表す一般的な「意味」
  • significance = 重要性や意義まで含んだ「意味」
  • sense = 文脈や解釈によって決まる「意味」

単語や文章の意味を普通に尋ねるなら、まず meaning を使えばよいでしょう。

一方、「その出来事にはどんな重要な意味があるのか」なら significance、「この意味では」「この文脈では」という場合なら sense が自然です。

meaning = 何を意味するか
significance = なぜ重要なのか
sense = どの意味・解釈なのか

この3つの違いを押さえておけば、日本語の「意味」を英語でより正確に表現できるようになります。

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